2010年にレビックグローバルに転職しました。レビックグローバルは、LMS(学習管理システム)や教育コンテンツの開発/提供を通じて、企業の人財育成の課題を解決する会社です。私は新卒で専門学校に就職し、人の成長に関わる教育業界にやりがいを感じていました。そのため、この会社で、従業員数が数千人、数万人規模の企業の人財育成に携われるのは大きな魅力でした。また、システムやAI、動画などを組み合わせて、その企業に最適な人財育成の仕組みを構築するビジネスモデルにも可能性を感じました。
現在は部長として部を率いるとともに、営業職として企業の人事部などに向けて、当社のシステムやコンテンツを活用した課題解決の提案を行っています。コロナ禍以降、ITを活用した企業教育の仕組み化や企業研修のオンライン化が進み、eラーニングの導入も急速に拡大しました。そうした流れの中で、当社のソリューションも多くの企業に採用いただいています。

企業のめざす方向を
徹底的に調べ尽くし
人財育成を通じて企業の未来に
貢献する。
企業の人財育成の方向性は、その企業の成長戦略と深く結びついています。その理由は、現場で成果を生み出すのは一人ひとりの社員であり、その社員をどう育成し、成長させるかが、企業の未来を左右するからです。営業先でお会いする人事部の方はみなさん、「企業を成長させるためにいかにして人を育てるか」に頭を悩ませていらっしゃいます。
私は営業として、そうした企業の立場に立った最適な提案ができるよう、企業サイトはもちろん、統合報告書や中期経営計画など、あらゆる資料を読み込み、企業の方向性を把握するよう努めています。またその情報から読み取れなかった情報や理解ができなかった部分については素直にお客様にヒアリングを行い、常にお客様の視点や立場を理解し、期待以上の提案ができるように準備をしています。
そうして導入された当社のソリューションが成果につながり、お客様との伴走を通じて長期間、信頼関係を築けることがこの仕事をしていて良かったと思える瞬間です。

相手にとことん
寄り添う姿勢を大切に
「まずやってみる」が、
成長のはじまり。
部長として、私はメンバーの成長を後押しする役割も担っています。人が成長するには、「まずやってみる」ことが大切だと私は思います。
通信制高校や学習塾を運営するウィザスグループでは、一人ひとりの生徒と向き合い、一人ひとりの生徒の幸福を願って、一人ひとりの生徒を育む「1/1の教育」を教育理念としています。この考え方は、BtoBの事業を展開するレビックグローバルも同じ。企業もまた、それぞれが唯一無二の「1/1」であり、すべての企業に通用する万能な正解はありません。だからこそ、「その企業のために」と考え抜いた提案は、恐れずに実行するべきだと思います。その結果が成功であれば自信になり、たとえ失敗しても次につながる学びになります。むしろ、失敗を恐れて動かないことこそが、本当の失敗です。
社内には、互いをリスペクトし、挑戦を応援する文化があるため、チャレンジを否定されることはありません。私自身も、仕事でも普段の生活でも悩んだときは「やらない後悔」はしないように意識しています。
