第一学院高等学校は、様々な背景を持った生徒が多数在籍する通信制高校です。
通学コースを選択した生徒が通っている各キャンパスでは、途中入学をしてくれる生徒も多く、1年生は40名の在籍だったのが、2年生では80名、3年生では100名というように、学年を重ねるごとに生徒の数が増えていくという特徴があります。
第一学院高等学校では全員担任制をとっており、全スタッフが全生徒の担任。
一人ひとりの生徒のことを、全教員が把握している状態を目指しています。
業務の内容も、授業に関する教務のことがメインではありません。校舎の運営に関わることは、すべて担当していると言っても過言ではないかもしれません。

背中をちょっと押すことで、
生徒の「やってみたい」を
引き出す。
入学時点の生徒たちは、少し自信を失っている子も多くいる印象があります。私が心掛けていることは、とにかく生徒たちとのコミュニケーションを大事にすること。生徒の反応が薄くても気にせず、声をかけ続けることもあります。
実際に働き始めて感じたことですが、生徒たちは心の奥底では、やってみたいこと、挑戦してみたいことを持っていることがほとんど。でも、過去に傷ついた経験を持っていることも多いので、「失敗したらどうしよう。うまくいかなかったらどうしよう」と、一歩踏み出す勇気が出せないというパターンが多数見受けられます。
だから、私の役割は、背中をちょっと押してあげること。やってみようと、少しだけひっぱってあげること。そのために、生徒の細かい変化を見逃しません。雑談から真剣な話まで、ひたすら生徒の声を聞くこと、一緒に前を向いて歩いてみることが、当社の理念である「社会で活躍できる人づくり」を実現する第一歩だと思っています。

社員それぞれが考える
生徒への想いは同じ。
全員で生徒一人ひとりに寄り添う。
もちろんどんなに理想を追い求めても、生徒のためを思って努力を重ねても、思い通りにいかないこともあります。そんな時に、私を支えてくれたのは、先輩方の手厚いフォローです。
一人で生徒に向き合うのではなく、校舎全体、チームで生徒に寄り添っています。
定期的な面談や、新人スタッフのデスクの両隣には、ベテランスタッフが配置されるなど、若手社員が先輩社員を頼りやすい環境など、具体的な仕組みが機能しています。